株式会社デニーズジャパンレストランチェーン「デニーズ」おこさまマット
食育を楽しく学ぶための「おこさま用テーブルマット」
デニーズ様にて、2〜3年に一度改定されている「おこさま用テーブルマット」のリニューアルに伴い、本制作がスタートしました。
お子さまがお食事の時間をより楽しめるだけでなく、自然と“食育”に触れられるツールとしての役割も求められており、遊びながら学べるコンテンツ設計が重要なテーマとなっていました。
そこで今回は、単なる遊び要素にとどまらず、「主食・主菜・副食」といった食事バランスの考え方を体験的に理解できる構成を目指し、お食事前やお食事中の時間を有意義に過ごせるマットの制作を目的としました。
迷路で“食のバランス”を学ぶ体験型デザインの工夫
企画段階では「あみだくじ」と「迷路」の2パターンをご提案し、最終的に迷路形式を採用していただきました。
迷路の中に「主食」「主菜」「副食」の各エリアを設け、それぞれを通過することでおこさまランチが完成するストーリー性を持たせることで、楽しみながら自然に食の知識に触れられる構成としています。
また、ビジュアル面では、過去2回が黄色・黄緑系だったことを踏まえ、今回はピンクを基調としたデザインへ刷新。雰囲気に変化を持たせるとともに、食欲を喚起する配色や親しみやすいトーンを意識しました。
遊び・学び・視覚的な楽しさのバランスを取りながら、お子さまにとって魅力的な体験となるよう工夫しています。
マンネリ化の間で見えた次へのヒント
直近3回の制作において、いずれも迷路形式が採用されてきたことから、一定の完成度や安心感がある一方で、コンテンツとしての新鮮さや驚きがやや薄れてきている可能性も感じられました。
今回の取り組みを通じて、定番化しているフォーマットの強みを活かしつつも、新しい切り口や体験価値を提案し続けることの重要性を再認識しました。
特に、本案件のように「答えが一つではない」「楽しみ方に幅がある」といった余白こそが魅力となるコンテンツにおいては、従来の枠にとらわれない発想が今後の価値向上につながると考えています。
今後は迷路に限らず、異なる遊びや学びの形式も積極的に検討し、より多様で魅力的な提案を行っていきたいと考えています。
担当範囲
提案、デザイン、印刷
使用ツール
Illustrator
仕様
サイズ:B4
紙質:マット紙
カラー:4C/0C
業種・ターゲット層
業種:外食・飲食業 ターゲット層:小学校低学年頃まで
制作期間
約3週間
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おこさま用テーブルマット
