社会福祉法人 練馬区社会福祉協議会社協だより
クライアント様からの熱意を感じ取る
本プロジェクトは、「これまでの広報紙を一新したい」というご相談から始まりました。初回のお打ち合わせでは、制作に関わる多くのスタッフの皆さまとともに、目指すイメージや課題について丁寧に共有いただきました。
お話の中で見えてきたのは、高齢者の方にとっての見やすさ・分かりやすさを大切にしながらも、若い世代にも自然と手に取ってもらえるデザインへの期待、そして絵本のようにストーリー性を感じられる表現へのこだわりでした。
こうした想いを受け、本制作では情報を伝えるだけでなく、読む人の心にやさしく寄り添いながら地域の理解を深めました。
さらに、撮影やSNS活用といった今後の展開も見据え、継続的な情報発信へとつながるご提案を行っています。
洗練されたスッキリとしたデザイン
高齢者や色覚に配慮が必要な方にも読みやすいデザインを目指し、視認性と可読性を重視した設計を行いました。文字サイズの基準を明確に定めるとともに、微細なグラデーションや差異の少ない配色は避け、暗い室内環境でも判読しやすいコントラスト設計としています。また、「洗練されたすっきりとしたデザイン」というご要望を踏まえ、白地の余白を活かし、行間や文字間にゆとりを持たせたレイアウトとしました。情報を整理し、余白を適切に確保することで、内容が直感的に伝わる構成としています。
さらに、版面の周囲に十分な余白を設けることで視線の流れを整え、長時間の閲覧でも負担がかかりにくい設計としています。
そのほか、紙面全体に親しみや楽しさを感じていただけるよう、表現や文言についてもご提案を行い、質を高める工夫を行っています。
様々な方からの声をバネにして自分ならではの表現
本制作では、白地を基調とした余白設計により、読みやすさとすっきりとした印象の両立を図りました。その中で、クライアント様から「白が眩しく感じられる場合がある」とのフィードバックをいただき、視認性に関する新たな知見を得ることができました。
この知見を活かし、次号では文字配置部分に淡い色を取り入れ、輝度バランスを調整することで、より多様な利用者に配慮した可読性の向上を実現しています。また、文字組みについても検証を行い、横書きと縦書きの混在を避け、情報が直感的に伝わるレイアウトへと改善しました。
これらの改善プロセスを通じて、読みやすいパンフレットのバリアフリーデザインの観点を設計に的確に反映し、実用性とデザイン性の両立を図っています。今後も継続的な検証と改善を重ねながら、ユーザー視点に基づいた質の高いデザイン提案を行ってまいります。
担当範囲
提案、デザイン、印刷
サイトURL
使用ツール
Illustrator / Photoshop
仕様
サイズ:A4×8ページ 紙質:マットコート ユーライト〈48.5kg〉
印刷:平版
カラー:4C/4C
業種・ターゲット層
業種:福祉
価格
制作代:¥96,000
制作期間
約3か月(年3回)
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練馬区社会福祉協議会 2026/3号「ねりま社協だより」

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日の出町社会福祉協議会 2026/01号「ひので社協だより」

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社会福祉法人 豊島区民社会福祉協議会 2025/06号・ 2025/11号 「トモニ―つうしん」
